日向ひょっとこマラソン IN 日向岬
毎年3月開催

【【 日向ひょっとこマラソン公式 HP 】】
大会開催要項 (ランナーズHP大会ガイド)
日向市観光案内 (日向市役所 HP)
リクルート【日向】 見る情報遊ぶ情報

日向市の紹介

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  ~ ひょっとこ踊りのごとく陽気で、向日葵(ひまわり)のように明るい人々の国 ~

●日向市の歴史と伝統 : 日向市は明治4年の廃藩置県により、現宮崎県の北部に位置していた『美々津県』の中にあった。ほどなく北部の美々津県と南部の都城県が宮崎県に統合されたが、西南戦争の被害や農林業を主産業としてきたことが影響し街の発展は遅れがちであった。明治末から大正初めにかけて鉄道が敷かれ山に隔てられた日向市含めた宮崎県全体がようやく発展の時期を迎える。
 現在の日向市の南部、九州山地奥深くを源流とする耳川の河口に美々津という集落がある。ここでは弥生の時代から瀬戸内や近畿地方と交流があったとされ、古くから日向国の海の玄関口として存在していた。江戸時代には多くの廻船問屋が軒を連ね、耳川上流の地域で生産された木材・木炭・椎茸などを大阪京都へ出荷し、帰りには関西の特産品や工芸品を持ち帰り販売していた。『美々津千軒』と呼ばれるほど活気に満ちていた町だった。幕末から明治にかけての混乱の時代にあってもむしろ廻船業は繁盛した。明治維新後は『美々津県』が設置され、県庁も存在しており宮崎県の前身の中核都市だった。しかしこの繁栄も大正時代の鉄道の開通、その後の車社会の到来によって次第に影をひそめていった。昭和58年、美々津の歴史的町並を守る会が発足して歴史的町並の保存に努める活動を開始する。現在も年々少しずつ町の整備が進められ、昔の面影を残した町づくりに力を注いでいる。

 日向ひょっとこ踊りは江戸末期から明治の初期にかけて、ある眼科医師によって伝授されたと言われているがはっきりしたところは分かっていない。日向各地に古くから伝わっていた神楽をアレンジしたのではないかという推測が一般的だ。現在は豊作を祝い・商売繁盛を願う踊りとして伝えられて、日向市を代表する伝統芸能となっている。

●日向の産業・名産品 : 日向夏(みかん)・はまぐり碁石・平兵衛酢・平兵衛酢ワイン

●日向市散策 : 日向市街地から車で南に15分ほど行くと『美々津』に到着する。既に書いたとおり、耳川の河口に位置するこの町はその昔廻船問屋が軒を連ね、日向の国各地と大阪京都を結ぶ港町だったところでたいへん賑わっていた。現在も当時の様子が所々残されている。伝統的建造物保存地域ともなっているので整備も進められており、案内板が立ちおしゃれなお店もできるなど散策していても楽しい。町内にある日向市歴史民俗資料館(廻船問屋の建物を改修し主に美々津の紹介)を含めても1時間30分ぐらいで散策可能だ。神話の国日向らしく、神武天皇御船出の地とも伝えられている神話の里でもある。
 日向市沿岸の日豊海岸国定公園の変化に富んだ海岸線は福井県の東尋坊とも比較される景勝地だ。コースはこの公園内を走るのだが、柱状岩が日向灘の荒波にもまれてできた断崖奇岩は展望ポイントまで足を伸ばさないと見ることができない。レース後に今一度日向岬を訪れ、苦しかったレースを回想しながら美しい風景を堪能すればまた思い出も深まるのではないだろうか。柱状岩の露出する『
馬ヶ背』が景勝地点として特に有名だ。

●日向市への交通 :◆宮崎市内から約65km車で1時間30分 ◆福岡市内から約270km車で4時間30分(大分道利用、大分光吉インターOUT) ◆熊本市内から約160km車で3時間30分(国道利用、高千穂経由) ◆宮崎空港からJR特急で1時間(時刻表
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日向ひょっとこマラソンの紹介


●コース概要 : あめと鞭、七転八倒、景色が美しい反面足と心臓にはかなり負担のかかる難コースだ。傾斜・景観共に変化に富んだ日豊海岸国定公園のリアス式海岸沿いのアップダウンの激しい日向岬が舞台となる。
 日向市街地の南のはずれに位置するお倉ヶ浜公園をスタートし、1km少々走ってお倉ヶ浜有料道路の料金ゲートをくぐる。大会のためにこの日は車の通行をSTOPしてくれている。料金ゲートをくぐってすぐ、お倉ヶ浜大橋からは太陽の光輝く日向灘が右に望める。2kmを越えた地点でお倉ヶ浜道路を右折し、いよいよ日向岬へ向け涙涙の難コースが始まる。柱状岩が露出する海岸線だが走っているコース上からはなかなか目に入らない。道路脇の展望地点に立たないと変化に富んだ地形は堪能できないが、広々した日向灘の海は所々コース上から眺めることができる。岬の先端に近づくほど標高が高くなるため段々景色がよくなる。本格的な上り坂は芝生の広場が広がる日向岬グリーンパークを過ぎてからになる。いろは坂のような道が数キロ続く。日向岬の突端の馬ヶ背に行くための駐車場付近が最高地点となり、ここを境に今度は一気に下っていく。11km付近からの後半は平坦な道となり、歴史のある小さな港町細島を通り、九州山地から切り出された材木があちらこちらに集められ置かれている埠頭の中を折り返す。木材のいい香りがほんのり漂う。
 埠頭を折り返した後は再びお倉ヶ浜道路に戻る。往路は気持ちよく下った坂であるが18kmからの数百mの上りは意外と涙がちょちょぎれるかもしれない。ここを越えてお倉ヶ浜大橋を渡れば2km足らずでゴールだ。
 この大会が行われる季節(3月中旬)は、晴れれば昼間は意外と暖かくなる。朝は寒く感じても、冬型の気圧配置でない限り記録狙いのランナーには長袖は必要ない気温となるはずだ。前日に予想気温を確認してウェア選びをしたいところだ。

●大会の生い立ち : この大会以前に行われていた市民を対象にした日向ロードレースが前身となる。コースは長くて5km、参加人数は全体で300名程度と規模の小さなものだった。大会をもっと賑やかなものにしたいと、日向市民以外からも広く参加者を募り平成7年に第1回日向ひょっとこマラソンがスタートした。最初は美しい海と変化に富んだ日向岬でトライアスロンを開催しようとしたが警察の許可が下りず断念した経緯がある。当初細島(日向岬を下った地点の集落)を会場とし、2、3、5、10kmの距離で行われ、まだそれほどハードなコース設定ではなかった。参加者の増加を願って6回大会あたりからハーフの部を設け、この大会の売り物としている日向岬の涙の難コースでのレースが始まった。第7回大会から現在のお倉ヶ浜公園をスタートするコースとなる。
 難コース望むところ、というつわものに是非トライしてもらいたい大会だ。景観もよく、ゴール後はひょっとこ踊りも披露してくれる。笑わせる踊りとして熟成されてきたひょっとこ、笛の音に合わせて踊るだけだが、手足の運び方がなんともこっけいでなぜか笑ってしまう。アフターレースも楽しい大会だ。

●温泉・銭湯 : ◆会場のお倉ヶ浜総合公園にシャワー設備がある 100円 ◆日向ひょとこの湯 会場から国道10号線に出て延岡方面へ2kmほど走った左手にある 洋服の青山の向かい側 土日450円 石鹸シャンプーあり 中程度に広いスーパー銭湯 ◆日向サンパーク温泉 会場から宮崎方面へ6kmほど走った左手にある 道の駅【日向】に隣接 500円

●エイドステーション : 水・スポーツドリンク

●2005年大会記録
参加人数    
ハーフ: 297名 

ハーフ

総合順位

男性

女性

1位

1:16:37

1:47:00

2位

1:17:56

1:49:15

3位

1:19:11

1:52:07

4位

1:21:19

1:52:27

5位

1:21:35

1:53:23

6位

1:21:41

1:54:30

7位

1:22:06

1:57:13

8位

1:22:20

1:59:56

9位

1:22:35

2:00:16

10位

1:23:58

2:03:48

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