仏の里・くにさきとみくじマラソン(国東とみくじマラソン)

毎年11月開催

2011年くにさきとみくじマラソン大会バスツアー(博多発)

【【 くにさきとみくじマラソン公式 HP 】】
大会開催要項 (ランナーズHP大会ガイド)
国東町観光案内 (国東町役場 HP)
     〃    (大分県 INFO センター HP)
リクルート【国東・杵築】 見る情報遊ぶ情報

国東町の紹介

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IMG_0893.JPG      国東町
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●国東の歴史と伝統 : 国東半島の付け根の宇佐には宇佐神宮を中心とした国ができており、その東に位置していたため国東の名がつけられたと推測されている。古代の国東半島は強大な権力を誇っていた宇佐神宮の影響を受け六郷満山と呼ばれる山岳信仰の仏教文化が花開いていた。平安時代後期ごろの全盛期には三山【本山(学問)・中山(修行)・末山(布教)】からなる組織を形成して繁栄していた。一つの寺には数戸から十数戸の坊があり、ひとつの集落を形成していた。 戦乱期になると、執行職にあった僧が武士化し次第に封建社会が台頭してくる。寺院の権威はなくなり、有力武士による保護のもと仏教文化として細々と存続していことになる。
 一方、
修正鬼会と呼ばれる国家安穏・護国豊穣を祈願する仏教祭事が今日執り行われている。大たいまつの壮観な火祭り、優しい鈴鬼面の僧が舞う国東地方の最高の祭事だ。村が根強く守ってきた寺の伝統行事で、明治初期までは国東の多くの寺院で行われていた。今日わずかに天念寺・成仏寺・岩戸寺に残るのみだが、人々の心に根付き代々伝えられてきた六郷満山の教えは今も受け継がれている。

●国東町の産業・名産品 : 水稲・施設野菜・花き栽培・タチウオ・キウィフルーツ・いちご

●国東町散策 : とみくじとは、富来港より文殊仙寺までの10kmの富来路のことで、富来地区の地域おこしグループが命名した。足利尊氏が天下取りに出発し開運の港といわれる富来港、良縁に恵まれる萬弘寺、福の神の八坂社、学問成就の文殊仙寺、と山に向かって順に続いている。コース脇にあるのだがお願い事があればやはり大会後にもう一度訪れよう。
 平安時代後期、国東半島には山中にこもって難行苦行を行う修験寺院が数多く建てられた。国東を訪問したからにはこれらの寺院や石像を見ずして帰るのはなんとももったいない。半島中心の山間部に多く、中には切り立った岩場の下に張り付くように建っているものもある。いかにも修行の場と言った感じだ。どれもかなり古い建造であり、敷地内は苔むしていて歴史の重さを感じるものが多い。石造りの仁王像の数は全国の8割を占めるほど多く、どこへ行っても目に入ってくる。強さの象徴である仁王像は当時競い合って彫られたせいか、どれもこれも他に負けじと迫力があり、その時代の勢いを感じる。国東町周辺では
文殊仙寺岩戸寺両子寺などの寺院がお勧めだ。国東半島内にはこれ以外に数多くの寺院・石像が残っているのでリンクしている情報などを参考にしていただきたい。いずれもかなり山深いところにあるので車は必要になる。

●国東町への交通 :◆大分市内から約60km ◆北九州市内から110km車で3時間 ◆福岡市内から約150km車で4時間(飯塚行橋経由、大分道・日出バイパス利用であれば170km2時間30分) ◆熊本市内から約230km車で3時間30分(九州道・大分道・日出バイパス利用) ◆宮崎市内から約240km車で5時間(大分道・日出バイパス利用、大分空港から約20km大分交通バスで30分(10本/日)
 北九州方面から行く場合、国東半島の海沿いの国道より半島を縦断する県道29号の方が早い。だいぶ整備が進んでいる。
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くにさきとみくじマラソンの紹介


●コース概要 : 役場のある国東町の中心と海沿いに5km離れて並んだ富来地区が主な舞台となる。スタート後とゴール前に、2kmほど山の方へと上っていく路があるがこれ以外は海沿いのフラットなコースだ。中心部の山岳地帯は険しい国東半島だが、この坂は海に近い位置なので比較的緩やかでさほど苦に感じない。
 富来地区に近い国東町総合グラウンドをスタート後、富来港に向けて2kmほど平坦な道を走り、山側へと入って行く。ココからが開運ロードだ。良縁に恵まれる萬弘寺、福の神の八坂社、横を流れる富来川上流にある学問成就の文殊仙寺、と続いている。お願い事を念じながら走ろう。5km地点の折り返しまでは刈り取りの終わった田んぼが続く。広々していて晴れていたらのどかな景色が続くところだ。折り返し後、気持ちよく富来港まで下ったら今度は海沿いを国東町の中心部へと南下する。静かな集落が続いているが、途中海が見えたり、松林があったりと結構飽きない。国東の漁港の横を走り、15km付近、国東町の商店街の外れが折り返しになる。再び国東港・富来地区へと来た道を戻り、もう一度山へ向かう折り返しの坂道を走ってゴールとなる。

●大会の生い立ち :平成2年、好景気の真っ只中、ふる里創生資金の一部を充てて始まる。開催を決めてから資金の使用期限が年度末の3月であたため、思い立ってから開催までバタバタだったそうだ。地域おこしグループに協力を呼びかけ、平成3年3月に第1回大会が始まった。当初は周辺地域の参加者中心で10kmのコースを走ったが、翌年から広く県外からも参加を呼びかけた。スタッフ自ら他の大会に赴き、”国東?知らんな、交通が不便そう”と言われつつチラシを一枚一枚配ったと言う。その甲斐あって、第2回900名、第3回1800名と倍倍で参加者が増えていった。コースの方は、地域おこしグループが元気な富来地区の協力を得て、開運にちなんだ名所が続く【とみくじ(富来路)開運ロード】を走る。当選の”とう”から取って10kmで始まったが、10kmはありきたりだとの積極的な姿勢で、第5回から20km、第10回から30kmとコースを増やしていった。家族での参加者もいることを考慮に入れ、2km・5kmのコースも併設した。もちろん参加賞や抽選会の商品は”とみくじ”の名に恥じない豪華なものを準備している。
 大会100選にも入る人気大会だが、参加者からアンケートを集め目を通すなど、今も向上心は衰えない。”中を見てもらえるように充実したものを”と、参加者に配布する冊子にも気を配っている。また同じ国東半島で開催される、3月の武蔵町【なのはなの里むさし健康マラソン】と5月の豊後高田町【豊後高田ふれあいマラソン】に参加しハットトリックを達成すると記念品が贈呈されるイベントもある。国東半島、仏の里の奥深く、なんとも元気な大会があった。

●温泉・銭湯 : ◆国民年金健康センター・くにさき望海苑 国東町から2~3km杵築よりの黒津崎海岸 日帰り入浴400円、 ◆いこいの村国東 くにさき望海苑の近く 日帰り入浴400円 10:00~15:00・16:00~21:00

●エイドステーション : 水・スポーツドリンク・バナナ・飴・チョコレート

●2004年大会記録
参加人数 30km  
: 716名   20km : 434名

30km

20km

総合順位

男性

女性

男性

女性

1位

1:45:51

2:16:06

1:07:33

1:24:40

2位

1:46:40

2:16:55

1:09:46

1:25:04

3位

1:47:23

2:17:58

1:10:26

1:35:08

4位

1:48:59

2:20:11

1:11:45

1:35:28

5位

1:49:59

2:26:32

1:11:54

1:38:39

6位

1:50:32

2:27:27

1:13:21

1:39:13

7位

1:51:03

2:30:28

1:13:24

1:40:15

8位

1:51:05

2:32:23

1:13:52

1:40:39

9位

1:51:07

2:34:49

1:14:20

1:40:57

10位

1:51:10

2:37:07

1:14:29

1:42:03